連日サンドイッチだった日がありまして、レシピなど、どうぞ〜。
パンはPASCOの全粒粉入り食パンです。これおいしいよね！
お花見で余った料理や具材をバシバシ挟んだ「冷蔵庫の掃除サンド」
何でも良いので余ったサラダ、生野菜、エビや豆を塩胡椒レモン汁、オリーブかゴマ油で味付け。
スクランブルエッグを粗めに作る(塩胡椒とクミンパウダーも入れるとアクセント)。
バターたっぷりと粒マスタード少々を塗ったトーストで挟む。
「メンチカツサンド」
メンチカツは肉屋の。
メンチカツにはソースとケチャップをかける。
トーストにたっぷりバターと辛子(←大事)。
千切りキャベツはたっぷりで。
切ったら最後に追いソース。
「エスニックたまごサンド」
ブロッコリー入りオムレツ(塩胡椒、マヨで味付け)を作る。
玉ねぎ＆マッシュルームソテー(塩胡椒、クミン&パプリカパウダー、レモン汁で味付け)を作る。
シャキッとしたレタスを用意。
バター&粒マスタードを塗ったトーストで挟んでどん！
すごく適当なサンドイッチですが、
味は確かなのでご参考に是非〜。
『パンは呼んでいる』担当編集者の慶徳さんが急逝されました。
倒れる2日前にも、3日前にも6日前にも電話で話していたので（電話しまくり。）、突然のことに呆然としてしまいました。
電話では本当に本当に元気で、
仕事の話以外でも台湾のパンの事で大いに盛り上がったくらい。
最後は、「僕のラインが突然消えちゃったんです〜。何でもいいのでメッセージくれますか？」
「わかりましたー！」
と言って電話を切りました。
そのあとメッセージを送ったのですが既読にならず。
「復活しなかったのかぁ。週明けに連絡してみよう」とのんびり構えていたら
届いたのは訃報でした。
連絡を受けた時は嘘かと思い「あれ・・・？いま何年？慶徳さんって若いよね？今日ってエイプリルフールだったっけ？」とカレンダーを確認してしまったほど…。
“現実”が吹っ飛んでしまいました。
亡くなったと聞いて、ほとんど何も手につかず、身が入らず、大好きな音楽も何を聴いていいかわからず、ただ時間が過ぎてゆく日々を過ごしていました。
お世話になった人が急に亡くなってしまうという感情は計り知れないほど、寂しく悲しく残念です。
慶徳さんは、本作りに関してもとても協力的な編集者さんでした。常に取材に同行していただき、打ち合わせではパンがおいしい所を選び、パン好きならではのアドバイスもたくさんしてもらいました。私の描きたい事を汲んでくださり、表紙も私のイメージを実現できるようデザイナーさんと相談してくれていました。
私が旅行に行く際は、「スリランカのカレーパン食べて感想教えてください！」「キューバならキューバンサンドですよ！」とパン情報をくださり、台湾の時は「地震は大丈夫ですか？」と心配そうにラインを送ってくれました。
「岩田さんとやまもっさん(山本さん)絶対気が合いますよ〜」と仲良くさせていただいてる『I love coffee』の著者 岩田リョウコさんを紹介してくださったのも慶徳さんでした。
お酒が好きで仕事以外でも何人かで飲みに連れって行ってもらいました。その度にパン愛と競馬愛と家族愛と海外ドラマ好きを話してくだったキュートな面もありました。
手土産においしいパンを持って来てくれたことも。
慶徳さんとは１冊しか一緒に作っていませんが、もう5、6冊作ったんじゃないかな？
というほど…思い出すときりが無いほど、お世話になりました。
こんなに気遣いと優しさに溢れた編集さんは現れないんじゃ無いかなぁ、と思います。
嘘であってほしいな。電話したら出るんじゃないかな。そう思いながら向かったお葬式。
驚くほどたくさんの方が参列していて、慶徳さんの人望の厚さ、好奇心旺盛で好きな事に一生懸命な素晴らしい人柄を感じました。
編集担当してくださった『パンは呼んでいる』は慶徳さんのおかげでパン愛に溢れた良い本になったと思います。
「パート2も作りましょう！」とお話ししていたのですが、叶わなくなってしまいました。
葬儀で奥様もおっしゃっていましたが、
慶徳さんはいなくなっても携わった本は残ります。
たくさんの人に読んでもらえる本になるといいです。
天国で馬を追いかけながらおいしいパンを食べているといいなぁ。
いつか私がそちらに行く時は慶徳さんのお気に入りのパンを持って行きますね。
慶徳さん、本当にありがとうございました。
心の底から感謝しかないです。
慶徳さんがお気に入りだと言ってくれた
“ロールパン山本カット”(慶徳さん命名)
漫画を担当させていただいた西田公昭先生の詐欺対策マニュアル本、
第2弾が発売されました。
『みんなの詐欺対策マニュアル』
全国のローソン、ファミリーマートのみの販売だそうです。
以前発売した
『マンガでわかる！高齢者詐欺対策マニュアル』西田公昭 著 山本あり 漫画
こちらが好評だったようでありがとうございます。
共々是非ともよろしくお願いいたします。
第一弾はアマゾンで買えますぞ。
台南続きです。観光地〜。
「水仙宮市場」
魚、野菜、肉、お惣菜と食まわりならなんでも売っている食品市場。とにかく活気に溢れていてテンションあがります。
「神農街」
昔ながらの建物が残る一帯。カフェやお土産屋さんなどがつらなっております。
早朝だからお店閉まってたけどそっちの方が雰囲気あるかも。
1653年に建てられた国定古跡の「赤崁楼」
オランダ人によって築城された旧跡だそう。赤煉瓦の城壁の接合材は砂糖水、餅米のとぎ汁、牡蠣の殻の灰らしい！すごい丈夫さ…！
廈門の土楼も壁に餅米使ってたし餅米の底力を知る。
厦門の土楼記事はこちら↓
厦門に行ってきました3〜世界遺産 土楼 編〜 - 山本あり blog
「国立台湾文学館」
日本統治時代、台南州庁だった洋風の建物。
今は台湾文学博物館。
重厚感あって見るだけで楽しい！展示物が結構あったんだけど中国語のみで悲しいかな理解できなかった…。無料。
「奇美美術館」
宮殿並みの敷地面積。
なんと実業家許文龍氏の個人コレクションの美術館。
貯蔵品は1万件余！個人で集めたとは凄すぎる！武器、楽器、西洋美術に剥製など幅広く貴重なものがあり素晴らしい！
入館は予約制なんだけど英語版サイトに「外国人は2018年12月31日までパスポート提示で当日入れます」。とあったので来れたー！
外国人チャンス！！
台南駅のお隣 保安駅が最寄り。
保安駅かわいかった！
駅から徒歩10分くらいなので是非。あんまり歩いて行ってる人いないかも。自家用車かタクシー多し。
「B.B.ART」
現代アートのギャラリー。
陶芸家 杉浦康益さんの展示物がとんでもなく良かった。
ほかにも「台南孔子廟」「大天后宮」などぐるぐる巡りました。歩けばお寺にぶつかります。
街中がエキゾチックで台南町歩き良かったです！
台南はガイド本もブログも少なく情報集めるのがなかなか大変だったのです。(忙しくて調べられなかったのもあるけど…)
3泊4日(4日目は早朝に出発したので実質はナカ3日という感じ)で余裕を持って過ごせました。
「これから台南行こうかなぁ。」という方、是非ご参考に〜。
台南編です。
台北から新幹線＆ローカル線でゴトゴト行ってきました。
新幹線台南駅でローカル線の台鉄沙崙線に乗り換え台南市内へ。
(新幹線台南駅は台鉄沙崙線の沙崙駅と直結しています。写真のホームは台鉄沙崙駅。突然駅名が変わるから焦るよー！)
外国人は新幹線が割引になるから事前予約おススメです！(日にちだけ指定して乗車当日に時間を決めます。10分おきに新幹線は出るので、どこかには乗れます)
ここのサイトから予約。
【台北駅発20%割引！！】台湾新幹線割引切符（台湾高速鉄道）※外国人限定 - KKday
で、台南ですが旧正月前だったので飾りがあちらこちらに。すごい綺麗だった！ (旧正月中はお店がお休みだったりするので旧正月前に行きませう。)
台南もざらっとごはん屋ご紹介。
1人だったから食べ歩きが多いです。全部大人気店で初めての台南なら是非！のお店です。
「阿江炒鱔魚」
鱔魚意麵(タウナギの意麺)。
見た目が「お…」って感じだけど、甘酢っぱく少しピリ辛な濃厚とろみスープに麺が絡んで引くほどおいしかった！タウナギは淡白。
台北で現地の方にこのお店教えてもらいました。店構え最高だし予想以上の大行列だった。
「金得春捲」
キャベツ、卵、エビ、豆、豆腐など沢山の具と甘味のあるタレを巻いた春巻き。モチモチ生地で引きがすごい！サラダ巻きって感じ。地元のお母さんたちが手分けして巻いている姿にほっこり。
「富盛號碗粿」
碗粿(お米を潰して海鮮と蒸した料理)のお店。ポップに食べ方のイラストが。海鮮が入ったモチモチ＆ムニムニ食感の餅？に甘辛のタレってすごい独特！海鮮のダシと甘辛ダレとの相性、クセになりそうな味。
台湾エキスパートの森井ユカさんから教えていただきました！
入り口狭すぎな喫茶店「窄門咖啡」
↑私がお店から出てくるのを待って、今から入店する若者。
店内はすごい雰囲気良くて長居しそうになる！しっかり濃いコーヒー飲めてカフェイン中毒解消☕️
「台南花園夜市」
今回台湾で行った唯一の夜市。
唐揚げ好きだから甘辛の唐揚げ「排骨酥」はアホほど食べられる！
お客が絶えないとこはだいたいおいしい…。ソーセージの盛り合わせとステーキは若者に人気。1人だと色々食べれなくて夜市は迷いすぎるなぁ。
そうそう花園夜市でうっかり買い忘れてしまった「高大牧場」という牛乳。
台北だとあまりないらしい。これを使ってジュースを作る屋台がたくさんあって「牛乳だけでもいいよ」って言ってくれ、帰りに寄ろうと思い忘れて帰ってしまった…。
地元の食堂「国華街肉燥飯」で朝ごはん。
滷肉飯に揚げ半熟卵焼きどん！です。ここの滷肉飯が今まで1番おいしいかも！！豚の旨味がすごいんだけど脂の臭みが無くこってり感が絶妙！仕事前のおじさんがどんどん入っていくのでここにした。オヤジたち頼りになるぜ。
「再發號肉粽」
八宝粽と牡蠣スープ。
黄身、椎茸、豚肉、桜エビなど具沢山過ぎ＆大き過ぎな粽、おいし過ぎて涙…。牡蠣スープもゴロゴロ牡蠣でダシ沁みる…。台南で絶対来たかったお店。あぁ、すごい満足！！
台南で人気のケーキ屋
「阿美現烤古早味蛋糕」
重量感がすごくて、しっと〜〜り&口溶けシュワァな重乳酪蛋糕(チーズケーキ)。すんごいおいしかった！！1本買いのみなので切ってもらいホテルのフロントの女の子達におすそ分け。日本語で頑張って夜市やバスの事を説明してくれたんだよ〜。
「小公園擔仔麵」
台南発祥&名物の担仔麺。
担仔麺は軽くておいしくてスルっと入るから飲みの後にバッチリ！ここのお店は24時まで開いているからありがたい。
パン屋巡りも。
「家楽蛋糕」
サンドイッチ「原味三明治」
ハム、甘めクリーム、薄い玉子焼きが挟んである。意外な組み合わせだけど優しい甘じょっぱいさでおいしかった！
「照焼柴魚」
甘めのパンに粗めの鰹節ごっそりかかっててお好み焼きパンに近いかも。
「PuJei BAKERY Tainan」
お土産に買った超厚切り食パン(超滑らかな餡子ペーストが巻き込まれている)。
日本と生地の味が違う！使ってる素材が日本より全部プレーンて感じ。あと指で押して戻る弾力がものすごい！
店内は福袋売り場並みの混雑さと買う勢いの凄さに超人気パン屋なんだなぁと感じた。
店内写真禁止で撮ってません〜。
台南のごはんは全体に甘めです。九州の醤油が甘い的な感じで甘い。
甘党の私は2日目から慣れてオイシー！！ってなりましたが、甘いのが苦手って方は台北ごはんが良いかも…です。
それにしても独特の食文化があるのは素晴らしい！
ちなみに食べ歩いたのは、ほとんど國華街というエリア。現地の方に「國華街is the must go area」と言われたのですが、ホントここに行けばハズレなし。たまたま宿泊先もこの辺りでちょうど良かった！
話題になったブルータス台湾特集で表紙になったとこ。
台鉄台南駅から徒歩20分くらい。
台南市内は鉄道がなくバス移動なのですが、バスが来なかったー。ほぼタクシー移動です。
ちなみにタクシーは流しを止めるのですが、全くタクシーが通らない！という時は、コンビニから呼びだせるのです。
店員さんにタクシーを呼びたい旨をお伝えしたらこの端末で呼んでくれました。(本当は自分で操作しましょう…)
タクシーナンバーが書いてある紙が出てくるのでコンビニ前で待っているとものの数分でやってきます。
お次は観光地をご紹介いたしまする。
