単行本になります。

今年7月に発売した『パンラボ&comics』と

10月に発売した『パンラボ&comics2』。

こちらに掲載した「パンは自転車にのって」が単行本化します。 わーい。

 

単行本に向けて世界のパンの話とか、サンドイッチレシピや、新しい話描きます。 

フルカラーなので掲載済みの原稿も塗り直してパワーアップです!

 

来年発売予定です。

お楽しみにお待ちくださいませ。

よろしくお願いいたします!

 

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あ、

web 『ダ・ヴィンチニュース』で連載中【つくってみた】も引き続きよろしくお願いします!

 

 

【つくってみた】 web『ダ・ヴィンチニュース』連載

【つくってみた】が、

web『ダ・ヴィンチニュース』で連載始まります〜。

 

超人気中華料理屋・蓮香流「もやしのしたごしらえ」【つくってみた】 『レタスクラブ』最新号10/8発売! | ダ・ヴィンチニュース

 

今回は『レタスクラブ』10/8発売最新号掲載の「もやしのしたごしらえ」にトライしてます。

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今までで1番おいしいもやしになったっっ…!

是非是非やってみてください。

ホントびっくりだよ。

 

よろしくお願いいたします。

新作漫画掲載です。

10月1日(土)発売

『パンラボ&comics2』(ガイドワースク)に新作漫画が掲載されます。

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「パンは自転車にのってvol.2〜国立&立川〜」

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 東京の新パン激戦区を自転車でぐるぐる巡って来ました。

初めて国立〜立川を自転車ぐるぐるしたのですが、距離的にも道的にも巡りやすい!

 ギャラリーのようなパン屋、売り切れで涙をのんだパン屋、期待以上のおいしさだったパン屋など、まさにパン屋激戦区です!

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そして今回はレシピ漫画も描きました。

「山本ありのこだわりサンドイッチレシピ」

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簡単でおいしい春夏秋冬季節の10レシピを載せておりますので気に入ったのがありましたらマネしてみてください。

 

是非是非よろしくお願いします!

 

「パンは自転車にのって vol.1〜鎌倉を巡って〜」掲載の『パンラボ&comics』も絶賛発売中ですのでこちらもよろしくお願いします!

 

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左が 発売中の『パンラボ&comics』 

右が最新刊の『パンラボ&comics2』

堀道広さんのゆるカワ表紙が目印です。

厦門に行ってきました4〜コロンス島編〜

厦門からフェリーで40分のところにあるコロンス島へ。

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厦門に来たらまずここへ!

という超超超人気の観光地であます。

 

なので、フェリーは満席。

当日10時にチケット売り場に行っても15時発のフェリーしか空席がない状態です。

友人Y子が前売りを買ってくれていたので午前中のフェリーに乗れました。

今回の旅は本当にY子に感謝!!

 

コロンス島内は自動車禁止。

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昔はここに領事館があり西洋人もたくさん住んでいたそうで、クラッシックな洋館や…

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昔ながらの中国の民家がミックス。

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とても雰囲気のある街並みなのです。

 

コロンス島の海沿いから見る厦門市内。右はしには厦門に向かってそびえ建つ巨大な鄭成功

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本当は鄭成功近くまで行くはずが、暑さと島内をかなり歩いてしまい長い休憩を挟み時間が無くなってしまいました。

 

でもまたそのうち厦門来るから、その時行こうと。旅は名残おしいくらいが丁度いい。

 

そんな感じで厦門を楽しみました。

海外で異常にたくましくなったY子に惚れ惚れ。

 

 

厦門に行ってきました3〜世界遺産 土楼 編〜

世界遺産の「土楼」へ連れて行ってもらいました。

あまり知名度がない土楼。あまり期待しなかったのですか、さすが世界遺産

素晴らしいです!

 

土楼とは、客家人が作った集団生活のための伝統的な建築と言いましょうか。なので土楼に住む人たちは皆親戚だそう。

 

これがまた遠いんだわ。厦門市内から車で4時間!山道をずんずん進んでやっと到着!

 

「田螺坑土楼群」

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※ここはただの観光を意識した入り口です。昔はこんなの無かった!観光地化してる!と驚く友人Y子。

 

この一帯に5つほどの土楼があり、AとBの2コースにわかれます。

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1コース回るのに2時間半くらい。土楼と土楼の間がけっこう離れているのよ!

私たちはBig土楼とOldest土楼のあるAコースに。Oldest土楼はなんと700年前の建築だそう!日本は鎌倉時代か…。そんな建造物が残っているなんて考えられない!

 

土楼間の移動は指定のバスだそうですが、Y子が交渉してガイド付き(中国語のみ)で自家用車巡回OKに。

 

まず塔下村にある徳遠堂(張氏宗廟)へ。

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左右どちらの足から入ると決まりがありました。(女性は右だったかな…。間違えてたらごめんなさい…) 

堂内には、「故郷を忘れずに」という意味の振り向くトラの絵と、「家族を大切に」という意味の子トラと戯れるトラの絵。

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出稼ぎ文化の中国らしい!トラがモチーフなのも中国だね。

 

こちらは石龍旗杆。(石碑です。)

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塔下村にあるお茶屋(ガイドさんの実家!笑)にも寄り、お茶プレゼンタイム!

ガイドさん、ぬかりないよ!

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しかし、このお茶がとんでもなく美味しく買いました。

ハーブティーなんだけど緑茶感がつよく完全に和食に合う味です。しかも香りがすっごいよくて気持ちが落ち着く…。

お湯の温度でかなり味が変わる中国茶ですが、これは100度のお湯で淹れていいそう!(基本70〜80度。100度で淹れるお茶はなかなかない。)

季節によってブレンドが違うんだって。

 

そして到着、

700年前に建てられたOldest土楼!

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壁はなんと赤土と米のとぎ汁だそう。

それでこんな丈夫になるの!?

土鍋に米の膜を張って頑丈にするのと同じじゃん!

と思いました。

先人の知恵すごいわー。

側面ヒビが入ってるとこもあるんだけど、壁の厚さ1mあるから大丈夫。ってことを言ってました。

 

中はこんなかんじ。ここに何十世代も暮らしています。(今でも普通に住んでいるんですよ)

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真ん中は神様。(どこの土楼にも神様が祀られております)

1階は水場で、各家は縦に暮らしているそう。

3階部分、一部壊れてます。誰も住まないと壊れていく…。こんな貴重な建造物が!もったいない!

それにしても家族やら親戚やら一族でここに暮らして気まずくないのかな…。
と現代人な考えが出てきますが、そういう時は徳遠堂のトラの絵を思い出しましょう。
一族を大切に!!!

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和気あいあい。

 

 

聞いたところによると、昔から土楼に住むみなさんは小さなコミュニティで生活をしているので、問題が起こると話し合いをするのが常だそう。

小さい頃からそれが日常なので、ディスカッション能力が非常に高く、出稼ぎ先で成功する人が多いらしい。

はぁ〜、土楼コミュニティすごいね。

 

そしてこちらがBig土楼!

下から。

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上から。

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すごい迫力!とにかくでかい!!

 こんな山奥で崖崩れとかなかったのねぇ。

 

中はこんな感じ。

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こちらの土楼の神様はなんだかポップ。

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1階のリビングにはちゃんと食卓。

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ここの土楼は真ん中に井戸があって魚が泳いでおります。

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なんと、この魚の健康状態で水の良し悪しを診ているんだって…。魚が死んじゃったら汚染されてる証拠。

文明が発展しまくった現代においてこの検査方法。ぶったまげた。

 

ガイドさんがいてくれたからか(通訳してくれたのY子だけど。)すごくわかりやすく楽しかった。歴史がありすぎて、感動します。

 

漫画家友達の水谷緑さんは学生時代に建築雑誌で「建築家が行きたい建築物 」に土楼が選ばれていたのを見て憧れていたそうです。

でも行った人見たのは私が初めてだとか。

たしかに、土楼は中国人観光客以外いなかったな。ガイド冊子も中国語と英語のみだったし。

 

行く価値はものすごくあるので、機会があれば是非!!

とにかく遠いので、行かれる方は丸一日とってください。

私もまた行きとおございます。