新作漫画掲載です。

10月1日(土)発売

『パンラボ&comics2』(ガイドワースク)に新作漫画が掲載されます。

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「パンは自転車にのってvol.2〜国立&立川〜」

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 東京の新パン激戦区を自転車でぐるぐる巡って来ました。

初めて国立〜立川を自転車ぐるぐるしたのですが、距離的にも道的にも巡りやすい!

 ギャラリーのようなパン屋、売り切れで涙をのんだパン屋、期待以上のおいしさだったパン屋など、まさにパン屋激戦区です!

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そして今回はレシピ漫画も描きました。

「山本ありのこだわりサンドイッチレシピ」

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簡単でおいしい春夏秋冬季節の10レシピを載せておりますので気に入ったのがありましたらマネしてみてください。

 

是非是非よろしくお願いします!

 

「パンは自転車にのって vol.1〜鎌倉を巡って〜」掲載の『パンラボ&comics』も絶賛発売中ですのでこちらもよろしくお願いします!

 

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左が 発売中の『パンラボ&comics』 

右が最新刊の『パンラボ&comics2』

堀道広さんのゆるカワ表紙が目印です。

厦門に行ってきました4〜コロンス島編〜

厦門からフェリーで40分のところにあるコロンス島へ。

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厦門に来たらまずここへ!

という超超超人気の観光地であます。

 

なので、フェリーは満席。

当日10時にチケット売り場に行っても15時発のフェリーしか空席がない状態です。

友人Y子が前売りを買ってくれていたので午前中のフェリーに乗れました。

今回の旅は本当にY子に感謝!!

 

コロンス島内は自動車禁止。

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昔はここに領事館があり西洋人もたくさん住んでいたそうで、クラッシックな洋館や…

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昔ながらの中国の民家がミックス。

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とても雰囲気のある街並みなのです。

 

コロンス島の海沿いから見る厦門市内。右はしには厦門に向かってそびえ建つ巨大な鄭成功

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本当は鄭成功近くまで行くはずが、暑さと島内をかなり歩いてしまい長い休憩を挟み時間が無くなってしまいました。

 

でもまたそのうち厦門来るから、その時行こうと。旅は名残おしいくらいが丁度いい。

 

そんな感じで厦門を楽しみました。

海外で異常にたくましくなったY子に惚れ惚れ。

 

 

厦門に行ってきました3〜世界遺産 土楼 編〜

世界遺産の「土楼」へ連れて行ってもらいました。

あまり知名度がない土楼。あまり期待しなかったのですか、さすが世界遺産

素晴らしいです!

 

土楼とは、客家人が作った集団生活のための伝統的な建築と言いましょうか。なので土楼に住む人たちは皆親戚だそう。

 

これがまた遠いんだわ。厦門市内から車で4時間!山道をずんずん進んでやっと到着!

 

「田螺坑土楼群」

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※ここはただの観光を意識した入り口です。昔はこんなの無かった!観光地化してる!と驚く友人Y子。

 

この一帯に5つほどの土楼があり、AとBの2コースにわかれます。

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1コース回るのに2時間半くらい。土楼と土楼の間がけっこう離れているのよ!

私たちはBig土楼とOldest土楼のあるAコースに。Oldest土楼はなんと700年前の建築だそう!日本は鎌倉時代か…。そんな建造物が残っているなんて考えられない!

 

土楼間の移動は指定のバスだそうですが、Y子が交渉してガイド付き(中国語のみ)で自家用車巡回OKに。

 

まず塔下村にある徳遠堂(張氏宗廟)へ。

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左右どちらの足から入ると決まりがありました。(女性は右だったかな…。間違えてたらごめんなさい…) 

堂内には、「故郷を忘れずに」という意味の振り向くトラの絵と、「家族を大切に」という意味の子トラと戯れるトラの絵。

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出稼ぎ文化の中国らしい!トラがモチーフなのも中国だね。

 

こちらは石龍旗杆。(石碑です。)

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塔下村にあるお茶屋(ガイドさんの実家!笑)にも寄り、お茶プレゼンタイム!

ガイドさん、ぬかりないよ!

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しかし、このお茶がとんでもなく美味しく買いました。

ハーブティーなんだけど緑茶感がつよく完全に和食に合う味です。しかも香りがすっごいよくて気持ちが落ち着く…。

お湯の温度でかなり味が変わる中国茶ですが、これは100度のお湯で淹れていいそう!(基本70〜80度。100度で淹れるお茶はなかなかない。)

季節によってブレンドが違うんだって。

 

そして到着、

700年前に建てられたOldest土楼!

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壁はなんと赤土と米のとぎ汁だそう。

それでこんな丈夫になるの!?

土鍋に米の膜を張って頑丈にするのと同じじゃん!

と思いました。

先人の知恵すごいわー。

側面ヒビが入ってるとこもあるんだけど、壁の厚さ1mあるから大丈夫。ってことを言ってました。

 

中はこんなかんじ。ここに何十世代も暮らしています。(今でも普通に住んでいるんですよ)

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真ん中は神様。(どこの土楼にも神様が祀られております)

1階は水場で、各家は縦に暮らしているそう。

3階部分、一部壊れてます。誰も住まないと壊れていく…。こんな貴重な建造物が!もったいない!

それにしても家族やら親戚やら一族でここに暮らして気まずくないのかな…。
と現代人な考えが出てきますが、そういう時は徳遠堂のトラの絵を思い出しましょう。
一族を大切に!!!

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和気あいあい。

 

 

聞いたところによると、昔から土楼に住むみなさんは小さなコミュニティで生活をしているので、問題が起こると話し合いをするのが常だそう。

小さい頃からそれが日常なので、ディスカッション能力が非常に高く、出稼ぎ先で成功する人が多いらしい。

はぁ〜、土楼コミュニティすごいね。

 

そしてこちらがBig土楼!

下から。

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上から。

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すごい迫力!とにかくでかい!!

 こんな山奥で崖崩れとかなかったのねぇ。

 

中はこんな感じ。

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こちらの土楼の神様はなんだかポップ。

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1階のリビングにはちゃんと食卓。

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ここの土楼は真ん中に井戸があって魚が泳いでおります。

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なんと、この魚の健康状態で水の良し悪しを診ているんだって…。魚が死んじゃったら汚染されてる証拠。

文明が発展しまくった現代においてこの検査方法。ぶったまげた。

 

ガイドさんがいてくれたからか(通訳してくれたのY子だけど。)すごくわかりやすく楽しかった。歴史がありすぎて、感動します。

 

漫画家友達の水谷緑さんは学生時代に建築雑誌で「建築家が行きたい建築物 」に土楼が選ばれていたのを見て憧れていたそうです。

でも行った人見たのは私が初めてだとか。

たしかに、土楼は中国人観光客以外いなかったな。ガイド冊子も中国語と英語のみだったし。

 

行く価値はものすごくあるので、機会があれば是非!!

とにかく遠いので、行かれる方は丸一日とってください。

私もまた行きとおございます。

厦門に行ってきました2〜ごはん編〜

「まずは良いもの食べよう!」

 

ということでY子とY子の家族にホテルの高級レストランへ連れてきていただきました。

うおおん…私なんかに…。

北京ダック

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フォアグラの炒め物

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北京ダックの肉で混ぜ御飯&チャーハン

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川魚のスープ(唐辛子の下にスープがある)

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野菜のくたくた煮

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こんな豪華でいいのかな!?と思いながら

苦しいほどたべました。

めちゃめちゃおいしかったです。

あんな山盛り北京ダックはもう一生見ないとおもいます。

 

「地元密着的なところに連れて行って欲しい」

という“あるある”なリクエストにも答えてくれました。

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海鮮のお店らしい。

地元密着すぎて在住のY子も初めて来たって。笑。会社のスタッフに聞いてくれたらしい。

外にはごはんをわけてくれ〜とたむろする野犬が!

入り口に並ぶ食材を選んで料理をリクエスト。

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中国語できないと完全に無理だわ〜。

食器をガチャガチャ水に浸してるお客さん発見。

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何なのか聞いたら「お茶で洗っている」そう。

何の洗剤使ってるかわからないからか、何なのか心配な人はやるそう。意外にも中国人のがやってる人が多いとか。

せっかくなのでやってみた。

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普通に飲むお茶だし、熱湯ってほど熱くなしい、洗浄になっているか謎!笑。ビールグラスも温まってしまい、若干後悔。

 

で、頼んだイカや魚の揚げ浸しやスープや豚の包み揚げ。

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すごい、油と香辛料のパンチが!!!

威力が凄すぎて完食できず。

現地の方は海老の殻とか食べカスを全てテーブルに直置きするのでビニールが敷いてある。

客が変わるとビニールを変えるのである。

 

人気の飲茶のお店にも。

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ここは写真の無いメニュー表にチェックしてオーダー方式なのでこれまた中国語ができないと来れない。

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丸いパンは、念願の角煮入りメロンパンだったー!

甘いクッキー生地と角煮って結構合うもんだね!角煮の八角が効いてるからかな。

 

シックな内装のオシャレ四川料理屋では

四川の激辛堪能!!

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テーブルにはいきなりフルーツが置かれていた。

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中国は食後に甘いものを食べる習慣がないそうで、何故が食前にフルーツを食べるそう。

 

春雨のすっぱ辛いスープ

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前にナイトスクープでポン酢に漬けた白滝はすすれない。絶対むせる。ってのがあったんだけど、まさにそれです。

むせまくりですが、めちゃめちゃおいしいので、ゆっくりすすりながらいただきました。

 

エビと唐辛子の激辛煮

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 匂いがある中国の白米も辛さと油たっぷりの料理にぴったり。漫画のようなこんもりご飯。

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こういう食文化感じるところが海外の醍醐味だー。

ここはどれも日本には無い辛さで、おいしく感激!辛い辛い言いながら完食しました。

 

厦門の郷土料理 沙茶面も食べに行きました。

人気店だそう。

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好きな具を選んで入れてもらうスタイルなので、ここも中国語必須!

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お客さんいっぱいだったわ。

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これが沙茶面

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ピーナッツペーストと油の超ぐど〜い濃厚スープに太麺。

私はイカと肉団子を選びました。

コレ、好きだわ〜。胃をイジメる重さ。

かなり個性的な味なので日本には来ないかなー…。厦門に行ったら是非。

 

Y子がお勧めのマレーシア料理「ラクサ」のお店にも。

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ここは海鮮と肉の2種のみ。

海鮮ラクサにしました。

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ラクサ、ココナッツカレースープラーメンじゃん!めちゃめちゃうまーっっ!!!

もっと滞在が長かったらもう一回行ったなー。

ニュージーランドにサマースクール行ってラクサ食べて感激したオーナーシェフ厦門に帰って店を開いたんだって。これは地元に紹介したいね。

 

高級料理〜地元飯まで色々食べれた厦門

どれも日本じゃ作れない味付け。

メキシコ行ったときも思ったけど、本場は日本で食べるのとは本当に全然違う!

1番違うのが容赦無い辛さと油の量。

和食って本当に優しいよ。

 

店名、中国語変換ができず書いてません。

写真に写ってるのもあるので…すいません…。

あと料理名もテキトーです…すいません…。

 

厦門つづく。

中国 厦門に行ってきました1〜パン屋編〜

小学校時代に台湾に行って離れ離れになった

親友Y子とまさかのSNSで再開。

別れた当初は文通していたんだけど会いに行けないし、お互いの世界ができてしまい疎遠に…。

 

まさかネットで再開できるなんて!

厦門で企業をしているそうで二十数年ぶりに会いに行きました。

海外で企業って、「世界で花咲くなでしこ」じゃん!

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厦門は成田から4時間なのであっという間。

厦門空港まで迎えに来てくれたんだけど、

お互い顔見てわかるという奇跡!笑。

喋り方も小学校時代と同じで懐かしかった。

変わったことといえば、Y子はトリリンガルになっていたということでしょうか…。すげい。

日中英語、世界何億人と会話できるんだ…!

 

私がパン好きということで、さっそく

色々とパン屋に連れて行ってくれました。

 

厦門に進出した群馬のパン屋「DIJON」。

なぜ、群馬のパン屋が…。

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内装はこんな感じ。日本語発見!

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メニュー名は中国語と日本語。

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日式=日本式 だそう。

 友達曰く、ここが1番おいしいらしい。

 

 台湾からきたパン屋「85°C」。

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斜め下の茶色のモジャモジャしてるやつ、

去年行った台湾で見たわ!

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ここはすんごい人気で夜までお客さんが満杯。

 

高級地帯にあるパン屋で、フランス人の男性(奥様中国人)がやっているそう。

「THE F.BAKERY」

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中国では柔らかいパンが人気で、

固いパンはここでしか買えないんだって。

フランスパン以外にもフォカッチャやクロワッサン、パンオショコラなど揃っていました。

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ディスプレイの仕方がおしゃれで、たしかにヨーロッパっぽい!

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厦門で欧米人1人しか見なかったくらいだからここ一軒くらいで足りるのかしら。

 

こちらもオシャレパン屋

「METINIT」

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真ん中にショーケースディスプレイって流行ってるのかな。

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しかし夜に行ったせいか、全く商品なかった!

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中国、パンが人気なんだなー。

 

「面包公爵」

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“面包”ってパンの事なんだよね。

自然発酵 健康手作 の文字が。

ここも夜行ったからあんまりなかった〜。

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この黒いパンが人気だそう。

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巨大スーパーのパン売り場にもGO!

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まんま日本の惣菜パンだなぁ。

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ホテルの売店にもパン!

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意外にパン屋が多くてビックリ。

 どのお店でも試食程度にいただきましたが、

どこも"日本の昔ながらのパン屋の味"だった!

カスタードも卵より砂糖多めって味で、ノスタルジー…。

Y子曰く「昔よりは美味しくなった」そう。

 

厦門つづく。